家づくりと空き家処分など不動産にまつわるあれこれエッセイ

土地探しに始まって家づくり、庭づくり、そして祖母の家や父の所有する空き家処分etc…不動産にまつわるあれやこれやを綴ってます。

建売住宅を見に行く

E小学校は建物がとても古く、やや大きな地震が発生すれば倒壊してしまうのではないかと噂されているほどだった。

一方、その隣の学区であるF小学校は、最近校舎を建て替えして新しくなり、人気が高い学校になった。

 

E小学校の近くの建売住宅を見に行った。

F小学校の学区にある同様の建売住宅よりも800万円ほど安かった。

 

建物自体は一般的な間取りで、土地は平坦でやや広い。

何の問題もなさそうな素敵な家だ。

ただ、人によっては学区がF小学校ではなく、E小学校だということが壁になる。

 

私達夫婦にとっても、将来子供が通う小学校になるわけだから、その点が気になる。

営業マンにその点を尋ねた。

「ここはE小学校の学区になりますよね…?」

すると、営業マンから思いがけない一言が出た。

「ここだけの話ですが、、、E小学校は廃校になるそうですよ」

 

驚く私達。

「エッー!本当ですか!?どこからその話を聞いたのですか?無くなるのはいつですか?E小学校が無くなると、ここはF小学校の学区になるんですよね?」

 

営業マンはキッパリと言った。

どこから聞いたかというのは言えませんし、詳しいことはまだ情報が入ってきてないんですけどね。ただ、無くなるのは確かです。無くなったらもちろんここはF小学校の学区ですよ!」

 

あれから数年が経った。

今もE小学校はあるし、廃校という話もあの営業マン以外からは遂に聞こえてこなかった。

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木造2階建てのオシャレなログハウス風の建売住宅を見に行った。

ガレージも付いていてとっても素敵だ。

 

建物の周りをぐるっと回ってみた。

ログハウス風なので、当然外壁も木だ。

 

「木の外観も素敵だよなぁ〜」

「んん?何?コレ?」

 

外壁の木の木目全面に、何か白いフワフワした小さな綿毛のようなものがビッシリと付いていることに気がついた。

遠目からだと分からなかったが、近づいて外壁の木に触れながらまじまじと見て初めてわかるくらいだ。

 

すぐに担当者に聞いてみた。

「この白い綿毛のようなものは何ですか?」

 

「あぁ、それはですね~あっちの道路の向かいにススキ野原があるんです。そこの綿毛が飛んできて外壁にくっついてしまうんですよね〜」

 

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綿毛は木目の小さな隙間にいちいちしっかりビッシリと入りこんでいた。

ゴシゴシこすっても高圧洗浄機を使っても落ちなさそう…。

気が遠くなるような話だが、毛抜きで11本抜くしか方法はなさそうに思えた。

 

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