家づくりと空き家処分など不動産にまつわるあれこれエッセイ

土地探しに始まって家づくり、庭づくり、そして祖母の家や父の所有する空き家処分etc…不動産にまつわるあれやこれやを綴ってます。

空き家の処分

驚きの買取希望額(指値)

父所有の築40年以上の再建築不可の土地に建てられたボロボロの空き家(木造4LDK一軒家)。 大手不動産屋に売却を相談し、返事を待つこと1か月。 大手不動産屋のKさんから連絡があった。 「お父様の空き家なのですが、我々が取引している色々な会社にあ…

「買取保証」に依頼してみるも…

父所有の築40年以上の空き家(木造4LDK一軒家)。 旗竿地で接道義務を満たしてないうえに、建物としての価値も無い再建築不可の負動産。 地元のI不動産に売却の相談をしたものの、「まずは売れるような土地に整えてから売りに出しなさい(要約)」とい…

まだまだ出てくる負動産

実は、父母所有の負動産が、まだ、ある。 母が父(私からみて祖父)から継いだ田舎の更地。 もちろん何にも使われていない、ただの田舎の更地だ。 3か所あり、そのうち2か所は、ジャングル。 大げさではなく、現地を見に行ったら本当に、中に足を踏み入れる…

家賃収入が途絶える負動産

「もしもーし、来週さぁ、そっち(私の家の近く)で大きなお祭りがあるよねー連れってよぉ~」 ・・・苦怒・・・ どうにもならない負動産を抱えているにも関わらず、処分に向けて微動だにしない父からの電話。 のんきに「お祭りに行きたい」なんて言われると…

そして棚上げへ…

築40年以上の父所有の空き家(木造4LDK一軒家)。 父がようやく売却の意思を固めたものの、空き家近くのI不動産に見てもらったところ、建物は当然古いので価値無し。更地にするにしても、旗竿地のこの土地は、新たに建物を建てるために必要な接道義務(…

空き家の草刈りって大変

築40年以上の父所有の空き家(木造4LDK一軒家)。 隣人さんから「庭の草を刈れ」というクレームが出た。 デモ、ダイジョーブ。 我が家には夫という草刈り名人(?)がいる。 夫は我が家とその隣地、双方の実家の草木を夏は毎週のようにローテーションし…

境界杭と接道義務の問題

H不動産から無事(?)に鍵を返してもらった築40年以上の父所有の空き家(木造4LDK一軒家)。 H不動産との話はついたので、新たな不動産屋さんに売却依頼をすることにした。 ウェブサイトを見て良さそうな、空き家からも程近い地域密着型のI不動産に…

あっさりと手を引く不動産屋

築40年以上の空き家となった父所有の木造一軒家(4LDK)。 長らく、処分を拒否していた父の気持ちがようやく前向きになり、売却に向けて動き出すことになった。 リフォーム代金460万円の見積もりを突きつけてきたH不動産には、売却依頼はしたくない、と…

新たな空き家問題が勃発

木々が覆いつくす両親の今の家とは別に、父が40年以上前に当時新築建売で購入した私鉄の駅から徒歩10分程の郊外にある4LDKの一軒家がある。 以前の記事にも書いたが、購入して間もなく、父が転勤になったため、私達家族はその家に5年と住んでいない。長…

空き家が売れない理由

亡くなった祖母が住んでいた築50年はゆうに超えている空き家。 遺品を処分するのに7年もかかり、さらにそこから何年もかかってようやく不動産屋に売却の依頼をした。 最寄り駅から車で30分程かかるかなりの田舎。 当然、買い手がいるはずもないだろう……

祖母の家の空き家、売却の申し込みをした

祖母が亡くなってからもう何年も空き家になっている祖母の家(現所有者は母だが)。 庭の木々たちが育ちすぎて、荒れすぎて、いつの間にか家の外観が外からは見えないほど深い森になってしまった祖母の家。 なんとか、売却ができないのかと淡い期待を胸に、…

不動産屋へ売却の相談へ

もう自分達では一切、祖母の家を活用できなくなっている(それどころか敷地内にさえ入るのが難しくなっている)。 この現実を、所有者である母に伝えた。 「おばあちゃんの家、森になってるよ!早くどうにかしないといけないと思うよ。不動産屋に売却の相談…

祖母の家が森になっていた

以前、すったもんだのあげくやっと遺品整理処分が終わった空き家となっている祖母の家。あれからだいぶ月日が経ってしまった。 遺品整理を終えたはいいが、ずっと空き家状態。 空き家を継いだ母は特に何もアクションをしていない。 あれからどうなっているの…

あっという間に片付いた

遺品整理会社に祖母の遺品の整理処分をお願いすることが決まった。 今日これから作業を始めるという。 会社に電話して「今会社にいるスタッフを全てこちらへ寄越して欲しい」と急ぎ招集をかける遺品整理会社の男性。 見積もりの出し方は怪しかったが、祖母の…

遺品の整理処分、費用は…

「全ての遺品の処分をお任せしたい」と遺品整理会社に要望したものの、予算に見合わなければ実際に依頼することすらできない。 私は遺品整理会社の男性に尋ねた。 「どれくらいの費用がかかりそうですか?」 男性は、私の問いには答えず、逆質問してきた。 …

祖母の遺品を処分へ

祖母が亡くなってから長い間、空き家のまま放置状態だった祖母の家。 遺品整理さえもやろうとしなかった母が、やっと「やってもいい」と言い出した。 何故、気持ちが変わったのかは分からない。 ただ、母に会うたびに、「空き家をこのままにしておいても何も…

空き家対策特別措置法は有効なのか?

亡くなった祖母が住んでいた家。 遺品一つ処分せず、空き家のまま7年が経っている。 何もしないまま、ただ、時だけが過ぎていく。 そんな折り、2015年6月に空き家対策特別措置法が施行され、空き家に対しては従来の6倍の固定資産税が課されるというニュース…

動じない母

祖母が亡くなって7年経っても、空き家に残った遺品一つ片づけようとしない母。 もはや娘の私が何を言っても、聞く耳を持たない。 ここは一つ、第三者的な立場の方からプレッシャーをかけてもらおう。 私は祖母の家を管轄する役場の空き家対策担当へ電話をか…

更地の方が価値が上がった

一軒家のほかに祖母が所有していたのは、100坪ほどの更地だ。 「更地の土地をもらってもなんの得にもならない。それよりはこの家を貰った方がお得だー」と、若かりし20年前の母はそう思っていた。 だから、「この家が欲しい。私がこの家を継ぐから!」と、祖…

7年間放置の祖母の空き家

宅建の資格を取って間もない頃、母がつぶやいた。 「おばあちゃんの家、私がもらったんだけど何もしてないのよねぇ…」 おばあちゃん、つまり私の祖母(母の母親)は7年前に95歳で亡くなった。 祖父が亡くなった後、一人暮らしをしていた祖母は、亡くなるその…