家づくりと空き家処分など不動産にまつわるあれこれエッセイ

土地探しに始まって家づくり、庭づくり、そして祖母の家や父の所有する空き家処分etc…不動産にまつわるあれやこれやを綴ってます。

チャンスは一度だけ!?試験に挑む

宅建試験当日。

朝から長男が熱を出した。

次男は生後5か月になったところで、数時間ごとにおっぱいを飲んでいるためママから離れると泣いてしまう時期。

「ギャーギャー」と泣きわめく子供達を夫に託して、後ろ髪を引かれる思いで自宅を出た。

 

「こりゃー絶対に2回目はないなー。何が何でも一発合格しなきゃ!

試験当日の今更になってそんな想いがこみ上げた(もう遅い!?)。

 

その想いが天に通じたのか、試験は無事に合格した。

しかし、宅建の資格を取得するためには試験に合格しただけでは駄目だった。

さらにその後も色々と手続きがあるのだ。

 

今は私が受験した時(数年前)とは状況が違うかもしれないので、あくまでも私の時ですというお断りをしたうえで書かせていただくが、私のように不動産の実務経験が無い場合は、登録実務講習というものを丸々2日間受講する必要があった。

 

その講習会場は場所も日時もあらかじめ決められていた。

一番近くの会場にまだ空きがあった(満員になっていることもある)のだが、実施日は不動産業界の休日に合わせて水曜日になっていた。

時間は8時半~17時半。平日の水曜日は、夫は休みが取れない。なので、長男は保育園だから良いのだが、次男の面倒をどこかに託さなければならない。

 

「まぁ、どうにかなるでしょ!」

勢いに任せて受講を申し込んだ。

 

講習会場の近くを調べると、ちょうど徒歩5分ほどの距離に民間の一時託児所があった。早速託児所に申し込むと、事前に次男を連れて託児所に来て欲しいと言われた。

 

託児所に出向き、次男の普段の様子(アレルギーはあるか?平熱は何度か?好きな遊びは何か?…など)を伝え、当日の段取りについて保育士さんと打ち合わせをした。

 

準備は万端!

 

受講費用の約2万円は事前に支払う仕組みなので、当日ドタキャンの場合は当然、返金はされない。

 

どうか、どうか、子供達が急に熱を出しませんように…(2万円が無駄になっちゃうからネ!)」と、祈るような気持ちで受講日当日を迎えた。

 

受講日当日、無事に長男を保育園に、次男を一時託児所に預けることができた。

講習会場に時間通り無事に到着しただけでその日の80%くらいは達成したような気分になった。

 

講師は、不動産屋を経営して何十年、不動産関連の団体や協会の長も務めているという60代くらいのその道の大ベテランの人だった。

基本、教科書に沿った座学ではあるものの、時折、現役の不動産屋として生々しいエピソードをいくつも披露してくれ、不動産の仕事をしたことがない私にとっては、非常に新鮮で面白い2日間だった。

 

一緒に受講していた約30人のだいたい9割が男性だ。

やはりというか、不動産業界に務めている人が多いようで、休憩の合間に講師と名刺交換をして、業界話に花を咲かせていた。

 

そんな面白そうな業界話に交ざりたかったが、休憩の合間は託児所に連絡を入れたり、昼休みともなれば託児所へ行って次男におっぱいを飲ませてと昼食もままならない状態。

講習終了後は長男と次男のお迎えのために慌ただしく会場を後にした。

 

もうちょっと余裕をもって受講したかったなぁ~。

 

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